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2012年1月14日土曜日

真っ赤な水が流れる川

残雪の富士山  油絵





真っ赤に染まった水が流れる川の様子の画像を

いくつか目にして、大きく報じられているのは

程度が余程ひどいのだろうと思った。

中国では、川は色付きの水が流れているのが

一般的で、都市部では魚が住める環境を備え

川に出会うことは難しい。

既に長江を始めとして黄河など7大河川は汚染

されてしまっており、飲料水にも適さない状況だ。

国家環境保全部の2011年6月の報告では

日本でも歌われる太湖の汚染は、特に深刻で

飲料水の水源としている無錫市では、アオコ

などの異常発生で取水できない事態にも。

昨年度の渇水も重なって、名の知れた淡水湖は

全て一段と汚染が進んでしまい、美しい自然

環境を備えた雲南省のデン池湖でも汚染が進む。

川の色が変わるほどまでに未だに垂れ流しが

一般化しており、汚染水に含まれる重金属類

などの流入で沿岸海域も汚染が深刻化している。

陸地での汚染を放置した結果が、漁場を奪う

ことになり漁民は遠く、韓国や日本の領海での

海賊並みの違法操業に繋がるが、中国政府は

取締まる様子も、改善することもなく、反省する

どころが正当化しようる無法さだ。

 
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