春の川 油絵
地球の温暖化と共に異常気象がもたらす被害が
年と共に多くなって来ている。
長期間の日照りによる干ばつや降雨による
洪水などが農業にしばしば大被害をもたらす。
タイで発生した大規模な洪水では、長期間に
亘って工場団地が水没する被害も発生した。
島国で山地が複雑に入り組む地形を備えた
わが国では、狭い範囲に限られた局地的な
集中豪雨による被害発生が多い。
集中豪雨をもたらす雨雲の発生や動きを的確に
把握するため、気象庁は日本全土の20ヶ所に、
レーダーを配置し、「降水ナウキャスト」とよぶ
予報システムを運用して予報に備えている。
このレーダーシステムでは、1Km四方程度の
解析能力しかもたないため、急激に変化する
雨雲の動きを把握しきれなかった。
このため気象庁では平成25年度導入を目標に
250m四方の範囲で的確に雨雲を捉える能力を
備えた「Xバンドレーダー」を設置する方針だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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