早春の里川 油絵
正月早々の景気の良い話題が、初競りで1本が
5649万円で競り落とされたことだった。
頭も尻尾も入れて、1kg当り21万となる。
2001年に、同じ大間産のマグロが1kg当り
2万8千円で競り落とされ、大きな話題になったが
それ以来、毎年kg当りの単価が上昇し続けて
昨年は1本が3249万円で、kg当り9万5000円に
なり、今年は2倍以上の値段が付いた。
通常、寿司ネタに加工されると歩留まりは50%
程度になるとされるから、100g当りでは4万
2千円となり、100gで3貫分取れば、にぎり1つ
当りが1万4千円と目の玉が飛び出る値段に。
1貫分がブリ1匹分の値打ちを備えていることに。
報道では、1貫が400円程度で提供された様子が
TVで流れていたが、当のすしチエーンにとっては
5649万円の金額を宣伝費として捉えれば、
十分な採算性を備えた買いものだっただろう。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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