桜並木 油絵
人間は年を取ると共に運動神経の働きが鈍く
なり、転倒事故が多くなる。
運動神経と共に加齢により衰えるのが記憶力だ。、
人間が備えている最も優れた能力の一つが
人の顔を記憶し判別する能力だとされている。
同窓会などで何十年ぶりに出会っても、僅かに
とどめている面影や特徴から相手を特定できる
ことなど、素晴らしい能力を備えているのだ。
だが、加齢で脳の働きが鈍化し、異常が現れて
来ると記憶だけでなく、相手の識別も出来なくなる。
最近は中年層にも発症が見られるという認知症だ。
特に、家族の中心として家庭を支える立場の
中年層での認知症の発症は深刻だ。
認知症の治療薬として圧倒的なシェアを占めて
いたアリセプトの特許が昨年切れた。
アリセプトが持つ治療効果を備えた有効成分の
ドジベルを用いた後発医薬品が100種類以上も
今年から発売されることになった。
価格も2/3程と約なり、服用方法も水なしで飲める
ものから、舌の上で溶けるものなど多様化され、
85万人を超える患者にとってはうれしい話だ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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