キスゲと青い山脈 油絵
1月21日は、二十四節気の「大寒」だった。
今冬の「寒」の時期は、本当に寒さを感じた。
東京にも初雪、関東地方に積雪が見られ通勤の
人たちの姿も、寒さと雪に備えて重武装。
北海道では平成18年豪雪を上回る大雪に。
各所で2mを超える積雪が報告されているが
気象庁は2月上旬にかけて次の寒気団が南下
するため大雪になる恐れがあるとして、「異常
天候早期警戒情報」を出して、寒さや積雪に
備えるように注意を促している。
日本列島を襲う寒気の原因は、昨年からの
ラニーニャ現象によるものだ。
太平洋上の赤道に沿って南米側でペルー沖から
西方向へ吹く風で海水温が下がり、逆にアジア
側では海水温が上がる現象。
このラニーニャが起こると、アジア側の海水の
蒸発が活発になって大気の対流が激しくなる。
この影響で偏西風が日本列島付近では蛇行し
南下するため、北極上の寒気団が南下する。
赤道上の海水温の変化が日本列島を冷凍庫に
する地球の気象の仕組みに驚かされる。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」ですね。
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