中国では2000年代以後の経済成長にともない、
生活水準が向上し、食生活やライフスタイルが
大きく変化した結果、運動不足や肥満が増加。
大都市の重度な大気汚染も、肥満を助長して、
糖尿病有病率の大増加につながったと専門家。
上海交通大学医学部によると、中国の糖尿病
有病率は1980年にはわずか1%以下だったのが、
2010年の全国調査では11%を超えた。
同大の調査では、2013年に1億1390万人と推計
されたが、2040年には1億5100万人に達する。
市場調査会社は2015年の中国の糖尿病治療薬の
市場規模は推計約51億2000万ドル(約6100億円)で、
その後は毎年10%増加して、2020年には87億ドル
(約1兆400億円)に達する。
更に、2025年には、糖尿病薬の市場は230億ドル
(約2兆7600億円)になると予測している。
製薬会社は、今後インシュリンなど治療薬需要が
高まるとの予想から、5千万人におよぶ中国の
未診断・未治療の糖尿病人口とその予備群の
囲い込みに備え投資を拡大している。
製薬大手は販売、マーケティング、製薬生産設備
増強など中長期的な計画で、中国へ大規模投資を
行い、市場占有率を高めようとしている。
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