世界保健機関(WHO)は2月1日、南米と北米の
両大陸で感染症「ジカ熱」が急拡大して いるとして
「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を
宣言し、注意を喚起した。
WHOが2月12日現在でまとめた最新のデータに
よれば、これまでにブラジルやコロンビアなど
中南米やカリブ海周辺の26ヶ国と地域、それに
サモアやトンガなど太平洋の5つの国と地域、
アジアではタイとモルディブの2ヶ国、アフリカの
カボベルデの合わせて34ヶ国と地域で拡大。
このうちブラジルでは、患者の数が最大で150万
人に上るとみられるほか、疑いの事例も含めると、
コロンビアでは2万5000人以上、カボベルデでは
7000人以上と推定されている。
ジカ熱を巡っては、妊娠中の感染と先天的に
頭部が小さい「小頭症」の新生児との関連が指摘
されているほか、感染した人が手足に力が入ら
なくなる難病の「ギラン・バレー症候群」を発症する
ケースも報告されている。
日本では、2014年8月に、タイ国のサムイ島で
感染したケースを含め3例の発症記録がある。
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