ページ

2016年2月11日木曜日

2015年 中国の出生人数が前年より減少

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
クレマチス



2015年度の中国の総人口は13億7462万人で

うち男性7億414万人、女性が6億7048万人だった。

男性が女性より3366万人も多く、一人っ子政策が

産み出した大きな弊害の一つだ。

人口減、特に16歳から59歳までの労働生産人口の

減少に備えて2014年1月から「単独二孩」政策を

各省で相次いで実施し始めた。

夫婦のどちらかが一人っ子であれば、2人目の

出産を認める制度。

当局はこの政策の導入で2015年に1700万人~

1800万人の新生児が期待できるとした。

だが、新生児数は1655万人に止まり、2014年の

新生児数を32万人下回る前年割れとなった。

更に2016年1月からは、全ての夫婦が2人の子供を

出産できる政策が実施された。

少子高齢化に備えて次々と出産緩和策を導入

するが35年間に及ぶ一人っ子施策の影響は大きく

規制緩和だけでは出産増に結びつかない。

予想外の出産人数の減少理由として、出産適齢

期の女性の数が減少と、出産適齢期の女性の

出産願望(意欲)が低下していることを挙げている。

規制が緩和されたとしても、事前申請が必要で

あり、申請者の大半は子供の面倒を見てくれる

祖父母がいる家庭だという。

加えて、高騰する住宅費や教育費の壁がある。

更に、両親と祖父母の過保護で育った「小皇帝」の

”赤ちゃんを産むなら死んでやる”と叫んで立ち

塞がる存在がネックだと言う。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: