米科学振興協会(AAAS)年次総会で、2月12日
大気汚染が原因で世界で年間550万人以上が
死亡しており、その55%が急速な発展を遂げる
中国とインドでの死者だという報告がされた。
米ワシントン大学からは、大気汚染は高血圧、
食生活、喫煙に続き4番目に高い死亡のリスク
要因となっており、2013年には中国で約160万人、
インドで約140万人が大気汚染のため死亡と報告。
昨年末に、最高の警戒レベルとなる「赤色警報」が
初めて発令された北京市の大気汚染で市民の
がん患者の数は毎年約3.6%の割合で増加を
続けており、15年前と比べて550%増となった。
世界保健機関(WHO)が発表したデータによると、
2012年に世界全体で新たに肺がんと診断された
人は約180万人で、このうち、実に65万人を中国
人が占めている。
2025年までに中国の肺がん患者は100万人に
達するとする試算も出されている。
大気汚染に伴う肺がん患者増の懸念の広がりに
当局の汚染防止に備えた花火規制が出された
にも拘らず、全国はPM2.5の煙幕に覆われた。
2月7日から8日にかけて全国92都市で重度の
大気汚染を観測され、全国338都市の271都市で
基準値を上回る大気汚染を確認している。
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