縄文人は何処から日本列島へやって来たのか。
南方からやって来た縄文人が、その後に半島から
やって来た弥生人に列島の南北へ追いやられると
共に混血が進んだと教科書に。
最近の発掘成果や研究から三内丸山遺跡の
発掘成果の結果では、想像以上に高い文化の
レベルを備えていたことが明らかになっている。
富山市の小竹貝塚遺跡では、貝塚と共に墓域や
住居跡などもセットで発掘されている。
北陸新幹線敷設に備えた発掘調査で91体の
縄文人の人骨が出土した。
人骨から抽出したミトコンドリアのDNA分析から
東北地方で出土した縄文人骨と似ていたほか、
北海道や中国河南省安陽市で発見された人骨
にもつながる特徴を備えていた。
また、出土品には九州南方に生息する貝の
オオツタノハを加工した装身具もあった。
東南アジアや中国南部の南方系のDNAとも
混在しており、両系統の遺伝子型を持つ個体も
確認されている。
日本人の祖先は5~6万年前、東南アジアに居た
人類の一部が日本列島の南方からだけでなく、
北方から入って来ていたことになる。
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