日本では固定客取込み合戦の激しさで知られる
のは牛丼業界だ。
店の雰囲気、居心地、食器類から接客まで
新規来店客のリピーター化に備えたソフト面での
競争は勿論、核心となる価格と味、ボリュームなど
客の差別化のための評価基準は多義に亘る。
特に大事なのが再来店してくれる客、リピーター
化にするためポイントや割引が利用される。
だが、中国ではもっと直接的な方法が用いられる。
かねてから中国では固定客を増やす目的で料理に
麻薬成分を備えたケシの実が使用されている
ことが、よく話題になっていた。
中国土着の麻薬の原料となるケシ(罌粟)の実から
アヘンを含有するケシ乳液を採取した後に、
種を除いたオウゾクコク(罌粟殻)やケシの粉末を
鍋料理や煮込み料理のベースに混入したり、
唐揚げのころもなどに混ぜて客に提供する。
中国の食品安全法の規定で禁止されているが
オウゾクコクを混ぜると味が良くなることに加え、
麻薬成分を一度摂取ると依存性を備えている
ために、客は料理の味が病みつきになり固定客
化するとして使用が広がった。
このほど、中国国家食品薬品監督局は公告で、
有名店を含む中国国内の飲食店35店舗の食品から、
麻薬成分を含有するオウゾクコクを検出したと
告知し警告したが検挙まではしなかったようだ。
あの店の○○は美味しいと言う評判には注意だ。
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