発がん成分などを備えたPM2・5を含む粒子状物質
「エアロゾル」の飛来は、中国経済が減速したからと
言って減ることはない。
不景気で、発生源の工場では構造改革が進まず
安価な劣悪石炭の使用を切り替えることはない。
北九州だけでなく関東地方にまで「エアロゾル」の
飛来地域が広がっているため、自衛に備えた
早期飛来予報が欠かせなくなって来ている。
現在、シュミレーションが行われ、シミュレーター
「SPRINTARS」で公開されているが、中国当局の
統計データーに基づき、中国国内の石油や石炭の
消費量などから、PM2・5の排出総量を推計して、
計算モデルに当てはめて推測している。
2015年7月に運用が始まった、ひまわり8号は
ひまわり7号に比べ、可視光線や遠赤外線の観測
性能が大幅に向上し、赤・緑・青の光の3原色を
それぞれ観測できる分析性能を備えている。
このため、雲とエアロゾルの塊を容易に識別する
ことが可能になった。
「SPRINTARS」を運用している九大応用力学研究所は
ひまわり8号を活用して、宇宙航空研究開発機構
(JAXA)や気象庁気象研究所、国立環境研究所と
共同で、エアロゾルモニタリングシステム開発に
関する研究に着手した。
システムが完成すれば、PM2・5の飛来予測精度が
大幅に向上すると期待されている。
PM2・5や黄砂など、粒子状物質「エアロゾル」の
飛来は、冬は寒冷前線が日本を横断した前後に、
春や秋は移動性高気圧が日本周辺に張り出した
場合などに高濃度状態が続くケースが多い。
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