韓国統計庁が発表した2017年3月末現在の
失業者のうち、大卒以上の失業者が史上
始めて50万人を超えた。
人口が日本のほぼ半分であるから、日本
では100万人ということになる。
また、大卒など高学歴を備えていて、
就職や求職活動をしない非経済活動人口も
初めて350万人を超えたと発表。
3月末の失業者は116万7000人で、１年
前より1･2％増加。
うち半分近い54万3000人(46.5％)が大学
卒業以上の学力を備えており、OECD
加盟国のうち4番目に高く、特に25～34
歳人口に占める高等教育履修者の比率は
68％で、OECDで最も高い。
経済が沈滞し、成長力も停滞している
韓国では、若年層の失業が深刻だ。
昨年末の失業率が3･7％で、今年は3･9
％と4％台に迫り、若年層(15～29歳)の
失業率は、昨年11月現在8･2％と高い。
だが、実際の失業率は20％だとされる。
因みに、日本の失業率は2017年2月現在、
全体が2･8％で188万人。
若年層は、4･0～4･2％となっている。
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