2016年4月14 日の前震、16日の本震と
2回にわたり震度7の地震とそれに続く
余震により、熊本県だけでなく大分県
でも大きな被害が出た。
一連の余震活動は、過去に例をみない
頻度で発生し、2015年の日本全国で
発生した12万回を上回る13万回にも
及び、九州で発生した回数の約6000回の
22倍にも達する回数となっている。
前震、及び本震により死亡した人は
50人だったが、関連死も含めると合計
225人となっている。
全壊家屋は8678棟、半壊家屋は3万3809
棟となっている。
建造物では、なんといっても国の重要
文化財の熊本城の大被害だろう。
熊本市は熊本城の天守閣、本丸御殿、
飯田丸五階櫓の三つの復元建造物などの
被害額を計約210億円と試算している。
余震が多発している原因は、震源断層と
なった別府湾から阿蘇山を通り、島原
半島にかけて伸びる別府ー島原地溝帯に
数多くの活断層の存在がある。
また、震源地の益城町から南の八代海に
伸びている日奈久断層の八代区間は、
現在も最も大地震の発生確率が高いと
評価されていることもあり不安が募る。
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