「線虫」がカンの早期発見に大活躍をする
可能性を備えていると大ニュースに。
線虫は、ミミズのように細長く、多くは
土壌中に生息しているようだ。
人間の体に寄生する回虫類も線虫の仲間。
そのほかで非常に目立つ悪行を働くのが
松枯れを引き起こす一般的にマツクイ
ムシと呼ばれるマツノザイセンチュウ。
日立製作所が4月18日発表した線虫を
活用したガンの発見装置では、体長が
約1mmの線虫を利用する。
この線虫は、犬並みに鋭い臭覚を備えて
おり、人の尿の臭いを嗅がせると、ガン
患者の尿には近づく一方で、健常者の
尿からは逃げる性質を利用する。
開発された装置は、線虫と尿の配置に
加え、線虫の動き方の撮影や結果の
解析を自動で処理し、ガンを診断する。
画像診断などでは見つけにくい病巣を、
1滴程度の尿で早期に発見できる。
また、線虫は安く大量に増殖できるため、
検査の基礎費用は1回100円から数百円
程度で、装置のコストや人件費共でも
数千円に抑えられるという。
現在は、判定精度は約9割に達しており、
今後は、様々なガンの種類を特定できる
ように性能向上が待たれる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿