WHOは、抗生物質が効かない「最も危険な」
細菌、12種類を公表し警告を発している。
時折、院内感染の原因として登場する黄色
ブドウ球菌(VRSA)は、メチシリン耐性黄色
ブドウ球菌(MRSA)による感染症の治療に
用いるバンコマイシンという抗生物質に
対する耐性を獲得した黄色ブドウ球菌。
欧米諸国では、バンコマイシン耐性腸球菌
(VRE)が蔓延している。
VREやバンコマイシンに生来耐性を獲得して
いる細菌から、それらが持っているバンコ
マイシン耐性遺伝子が、通常の黄色ブドウ
球菌やMRSAに取り込まれることなどにより
VRSAが出現する危険性が指摘されていた。
このような、耐性を備えた細菌に対して、
新たな抗生物質が開発されても、細菌は
次々と変異して耐性を身に着けてイタチ
ごっこになっている。
コリスチンは、毒性の強い大腸菌と肺炎菌を
殺すための「最後の砦」と言われる強力な
抗生物質だが、このコリスチンに対して
耐性を持つ細菌が発見された。
これは突然変異した細菌で「MCR-1」という
遺伝子を持つ。
この細菌は、中国の養豚場で発見されてのち、
豚の生肉と人間からも発見された。
抗生物質を乱用する中国が源だけに、やがて
世界へと拡散するのではないかと懸念される。
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