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2017年4月22日土曜日

豪のサンゴを食荒らす日本のオニヒトデ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
小 彼 岸



世界遺産にも登録されている世界有数の

大サンゴ礁のグレートバリアリーフを

襲い、1000Kmにわたる白化現象を招く

原因の42%はオニヒトデによる食害だと

する報告が豪の大学から出されている。

そのほか、エルニーニョによる海水温

上昇が主な要因だとされている。

このオニヒトデの駆除には、沖縄近海で

採られたように、ダイバーが1匹づつ

捕えて駆除する方法のほか、毒物を注入

する駆除方法が採られている。

この毒物を注入した個体に接近・接触した

他の個体にも感染が広がり、500匹程度

にも及ぶ駆除効果を備えているという。

最近のオニヒトデの遺伝子調査から、

グレートバリアリーフのオニヒトデは

沖縄を始め、西日本の太平洋沿岸に生息

しているオニヒトデと共通する遺伝子を

備えていることから、日本沿岸から豪

沿岸に運ばれ、広まったとされる。

貨物船のバラスト水に取り込まれた卵

などが日本から運ばれたと推測される。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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