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2017年11月17日金曜日

「肺炎球菌」を殺菌する頼もしい「脾臓」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
芙 蓉



日本人の死亡原因の3位となっている肺炎。

肺炎で死亡者の92%は65歳以上の高齢者。

この肺炎に罹った時に現れる」症状として、

*痰がからんだせき *胸の痛み

*38度以上の高熱 *食欲不振 *悪寒

*倦怠感 *息切れ などが挙げられる。

コンコンという乾いた咳ではなく、ゴホン

ゴホンと痰のからむ咳が出るときは要注意。

また、呼吸が苦しく、顔や唇が紫色に見える

ようになれば重症化している危険性がある。

高齢者に多い肺炎球菌による肺炎は、臓器の

「脾臓」が備えている特殊な免疫細胞の「マージ

ナルゾーンB細胞」が抗体を出して、肺炎

球菌を殺菌してくれる。

通常は存在感の薄い臓器だが、加齢と共に

存在感が増してくるのだが、残念ながら

加齢に従い縮小する。

だが、ここで登場するのが「肺炎球菌ワク

チン(PPSV23)」で、このワクチンはマージ

ナルゾーンB細胞に働きかけ、抗体が常に

血液中に出ている状態にしてくれる。

2019年3月までは、自治体の公費助成を

受けて接種することが可能だとされている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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