2016年9月12日に、韓国慶州市近くを震源と
して、観測史上最高とされるM5・8とM5・1の
地震が相次いで発生した。
震源地の近くには月城原子力発電所がある。
また、2017年11月15日には韓国南東部の
浦項市北方9Km付近を震源とするM5・5の
前年の規模に次ぐ2番目の規模の地震が発生。
これらの震源地近くには、月城原発だけで
なく、古里原発及び新古里原発も存在する。
全国の25基の原発のうち19号が、活断層が
集中する東海岸に存在する。
2016年9月の地震の際、月城原発では約200
ガル(ガルは揺れの強さを示す加速度の単位)を
観測し、運転を手動停止させたという。
日本では一定の揺れを感知すれば、原子炉が
自動停止する設計装置を備えており、200
ガル程度で人が止めなければならないという
システムはは、日本では考えられないとする。
韓国の規制当局は今回の地震を受けて、原発
施設の耐震基準を約200ガルから約300ガルに
引き上げ、対策を順次進めて行くという。
過去に、M7レベルの地震が発生しているのに
原発の耐震基準がM6・5とするから恐ろしい。
日本の原発が想定している地震の規模は、
発電所の立地基盤によって異なるが約600~
2300ガルで設計されており、2011年の大
地震を受けて基準の強化が進められた。
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