英ランカスター大学の研究チームは、大気
汚染物質に含まれている毒性を備えた超微
粒子「金属ナノ粒子」が、脳内に取り込まれ
アルツハイマー病発症の原因になっている
ことを発表している。
提供された37個の人間の脳の検体分析で、
ガソリンの燃焼やクルマがブレーキを踏む
際に飛び散る超微粒子が検出された。
通常は脳内には存在しない直径が約150ナノ
メートル(nm:1nm=10億分の1m)ほどの
強磁性を備えた酸化鉄化合物である磁鉄鉱
(マグネタイト)が、アルツハイマー病を引き
起こす何らかの働きをしたことを突き止めた。
また、カナダのオンタリオ州公衆衛生局と
臨床評価科学研究所は、オンタリオ州に住む
20歳〜85歳の650万人を対象にした、2012年
まで11年間の追跡調査で、交通量の多い道路
から50m以内に住む人は、300m以上離れた
地域に住む人より認知症になる確率が7%
高いことが分かったと発表している。
自動車から排出される大気汚染物質が、
認知症を発症させる引き金になっている
ことが証明された。
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