9月17日、九州に上陸した台風18号は、四国
から近畿、北陸地方を抜けて日本海に出た
後、北海道に再上陸して温帯低気圧となった。
この台風が通過した中部電力管内の静岡県や
岐阜県、愛知県、三重県の4県で20日に電線
から火花が出ているとの通報が相次ぎ、合計
200件ほどにも達した。
火花が出たのは電柱と住宅などを結ぶ引き
込み用の電線。
天気が回復した21日には報告はなく、火花の
原因は雨だとされている。
また、10月28日朝から夜にかけて種子島
沖に接近し、四国沖を北上した台風22号に
よる風雨のあった福岡市内でも、電線から
火花が出ているとの119番通報が相次いだ。
28日朝には北九市内でも電線の出火報告が
寄せられており、電力会社は電線の傷ついた
個所に強風で巻き上げられた海水の塩分や
ゴミが絶縁体の被覆のキズからしみ込んで
ショートした可能性が高いとしている。
海水の縁がない岐阜県や台風の位置から遠く
離れた地域でも発火が頻発していることから、
台風に直接関連性が薄い現象だと考えられる。
本来備えているべき電線の絶縁性能の劣化が
原因だとすれば、降雨の度に火花発生が全国
規模で発生していることになる。
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