中国が、世界中からの産業廃棄物の輸入を
停止したことで、日本を始め各国では行き場を
失った「ゴミ」の処理に困る事態となっている。
古鉄から古新聞紙まで、国内在庫が膨れ上がる
ばかりだが、お隣りの韓国でも同様で騒動が
起こっている。
石油関連製品の上得意先の中国が、廃プラス
チック類などの輸入を止めたことで、韓国では
リサイクルに備えたペットボトルなど廃プラの
回収システムがうまく回らなくなり、未回収
問題が起こっている。
最近になって、廃プラに加え古紙でも未回収
問題が起こり、韓国環境部(省)は、「廃プラは
一部でタダで取引きされるほど価格が急落して
いるが、古紙はそこまではない」と古紙よりも
廃プラ対策が急務として古紙は市場任せ。
古紙を利用する製紙会社は、日本などからの
良質な古紙が安価で輸入されるため、韓国内の
古紙には見向きもしないため、古紙業者は
輸入阻止に備えた運動を活発化させている。
価格も1Kg当たり、13円から9円に急落し、
溢れかえる在庫の山に頭を抱えている。
だが、日本市場では、古新聞が1Kg当たりで
3円程度、古雑誌では1円だから、韓国内の
古紙市場はまだまだ良い状態にある。
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