垂れ流しとポイ捨てが当たり前と言われた
中国社会、地方へ行けば幼児が便まで路上に
垂れ流し、汚いものは全て川にポイ。
集落を出ればゴミの山で、住宅地域は捨て
られたごみの山に取り囲まれている。
現政権は、環境改善に備えた強力な施策を
打ち出しているとはいえ、家庭などから出る
ゴミにまでは手が回らない。
中国では、1日当たり140万トンのゴミが排出
されているとされ、1人当たり1Kg平均となる。
政府は、2020年までに全体のゴミの40%を
焼却達成を目標としているが現状は厳しい。
都市部を中心に、ゴミ焼却場の建設が進んで
いるが、問題は大半の焼却場が民営であること。
北京市などに設置された焼却場は、1000度の
高温で焼却ができる設備を備えているが、
地方ではダイオキシンなどの発生を抑える
ための800度を超える高温での焼却処理施設を
設置することは稀だ。
中国政府の設定予算は1トン当り10ドル(約
1070円)前後だが、民間業者はこの基準を
遥かに下回る3ドルや4ドルで引き受けて焼却
する施設がほとんどだとされる。
都市部で排出されるごみのうち、焼却処理
されるのは4割未満であり、その大半は排
ガスや煤塵処理設備を備えていない民間の
低温の焼却炉で処理されている。
結果は、環境改善の担い手であるべきはずの
ゴミ焼却施設が大量の有害物質を大気中に
排出する結果につながっている。
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