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2018年4月23日月曜日

中國 大量の有害物質排出するゴミ焼却場

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
河津桜



垂れ流しとポイ捨てが当たり前と言われた

中国社会、地方へ行けば幼児が便まで路上に

垂れ流し、汚いものは全て川にポイ。

集落を出ればゴミの山で、住宅地域は捨て

られたごみの山に取り囲まれている。

現政権は、環境改善に備えた強力な施策を

打ち出しているとはいえ、家庭などから出る

ゴミにまでは手が回らない。

中国では、1日当たり140万トンのゴミが排出

されているとされ、1人当たり1Kg平均となる。

政府は、2020年までに全体のゴミの40%を

焼却達成を目標としているが現状は厳しい。

都市部を中心に、ゴミ焼却場の建設が進んで

いるが、問題は大半の焼却場が民営であること。

北京市などに設置された焼却場は、1000度の

高温で焼却ができる設備を備えているが、

地方ではダイオキシンなどの発生を抑える

ための800度を超える高温での焼却処理施設を

設置することは稀だ。

中国政府の設定予算は1トン当り10ドル(約

1070円)前後だが、民間業者はこの基準を

遥かに下回る3ドルや4ドルで引き受けて焼却

する施設がほとんどだとされる。

都市部で排出されるごみのうち、焼却処理

されるのは4割未満であり、その大半は排

ガスや煤塵処理設備を備えていない民間の

低温の焼却炉で処理されている。

結果は、環境改善の担い手であるべきはずの

ゴミ焼却施設が大量の有害物質を大気中に

排出する結果につながっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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