かっては日本に広く生息し、明治頃までは
全国各地で見られたカワウソ(獺)。
このカワウソが、栃木県那須町の余笹川周辺で
2017年8月以降「カワウソのような特徴を備えた
動物を見た」という目撃情報が8件寄せられた。
ことし2月には、カワウソに似ている体長数十
センチほどの黒っぽい動物の撮影記録も。
これを受けて、那須町と環境保護団体が動物が
通りそうな川の周辺などに4台のカメラを設置。
今年12月末まで調査を続けるという。
また、昨年2月には、対馬で生息している
カワウソの姿がカメラでとらえられた。
昭和54年(1979年)に、高知県須崎市で目撃
されたのを最後に生存が確認されていなかった。
実に、38年ぶりの発見として大いに沸いた。
だが、撮影現場の近くで採取された糞の分析
結果では、二ホンカワウソはユーラシアカワ
ウソと遺伝的に極めて近い特徴を備えているが、
明確に二ホンカワウソと断定できず、更なる
分析が必要だとされる。
古来、対馬にはカワウソが生息していた記録が
存在するが、一方朝鮮半島や中国大陸に生息
するユーラシアカワウソが泳いで渡って来た
可能性も備えているという。
二ホンカワウソの生息が確認される時が
待たれるが、満開のナラノヤエサクラを
眺めて、一足先に花祭りの宴を楽しんだ。
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