養殖ウナギに欠かせない稚魚のシラスウナギの
漁期は通常12月ごろから春先までとされる。
この時期に、日本から遠いマリアナ海溝付近
から黒潮に乗って北上し、台湾や中国、更に
日本近海でシラスウナギ漁のシーズンとなる。
来年度の出荷に備えた池入れのために、漁師は
海辺でシラスウナギを捕獲するのだが、日本
最大の養殖地である鹿児島県での捕獲量は
昨年度の15%程度しか取れず、極度の不漁に。
輸入元の中国でも不漁で、相場が1Kg当りで
400万円と目の玉が飛び出る価格に暴騰。
純金の延べ板1Kg当り500万円に近い価格に。
およそ稚魚1Kg当りで5000匹とされるから
数cmの大きさの稚魚1匹が800円ほどとなる。
昨年の池入れはまずまずだったので、今年の
土用には大きな値上がりはないとしても、
来年は非常事態になることは間違いなさそう。
料理屋では、ウナギの入手難に備えて様々な
代替品の研究も進められているが、よく似た
アナゴからイワシ、サンマなどがある。
本命は、よく似た食感を備えているナマズ。
研究段階から、本格的なナマズかば焼きが 来年には登場しそうだ。 備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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