2017年に問題化した業務用米の不足に対して、
農水省は「中食・外食、コンビニ、弁当業界が
求めているコメの作付けでミスマッチが生じて
いるのは事実」と現状を認めたうえで、不測の
事態に備えて農家に業務用米の作付けを増やす
ようにお願いしている、とするに止まる。
農林水産省の試算では、市場で必要とされる
業務用米の量は250万トンだが、生産量は
120万トン止まりで130万トンの不足が出た。
1人当たりのコメの消費量は、30年前は1ヶ月
6Kgで、うち弁当や外食は0・9Kgだったのが、
最近は消費量が大きく減っている上に、外食や
おにぎりは1・3Kgと着実に増加し、今後も
増加する傾向を備えているという。
相対的に、業務用米の消費量は増加傾向にある。
産地事情でも、業務用米を多く作っていた
四国などでも、高い品質を備えたブランド米を
作ろうという動きが急速に広がっており、
2017年産米で、高知県の「にこまる」が特Aの
最高ランクを取得し、ブランド米の仲間入りを
果たしている。
全国的に広がっているブランド米の生産指向は
業務用米の生産量減少に拍車をかけている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿