中国政府は、都市部のゴミ環境の改善に備えて
法律整備や資金投入を拡大し、埋め立て場や
焼却施設の建設に注力してきた。
世界銀行の報告書では、今後8年間、中国では
1日140万トンのゴミが排出されるとする。
だが、ゴミ焼却を請け負っているのは、低温の
焼却能力しかない民間業者が中心。
無理なコスト抑制策で、大量の有毒ガスや
煤塵が大気中にまき散らされている。
一方で、中国政府は西欧に倣って、2017年度
から、ゴミの分別回収が実施された。
おひざ元の北京市内では、ごみ分別の実施は
比較的順調なようだとされるが、地域により
大きな差が出ているという。
北京市内に設置されているごみ箱は「リサイ
クルごみ」と「リサイクルできないごみ」の2つ
あり、地域により「生ごみ」専用のごみ箱も。
しかしながら、立派な分別用のゴミ箱を備え
ながら、ゴミを分別して入れていないケースが
非常に多いという。
理由は、多くの住民がゴミ分別の意識がなく、
1つの袋に全てのゴミを入れていること。
分別しなくても罰則がないことも分別が定着
しない理由だと指摘されており、大学の教授は
個人が環境に対する責任を果たさせるためには
拘束力を備えた懲罰的な措置も必要とする。
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