<2012年(平成24年)に愛知県のサクラで日本
国内で初めてクビアカツヤカミキリ(Aromia
bungii)の 発生が確認された。
クビアカツヤカミキリはサクラのほかウメ等の
バラ科を中心とした樹木の幹に侵入して食い
荒らして枯死させる害虫だ。
強い繁殖力を備えているため、2016年(平成2
8年)には、栃木県、群馬県、埼玉県、東京都、
愛知県、大阪府及び徳島県の公園、街路樹、
学校、園地等のサクラ、ウメ、モモ等で虫害が
確認されており、拡大が懸念される事態に。
国立環境研究所の研究者は、「このままでは
日本から桜がなくなっても不思議では無い」と
警鐘を鳴らしている。
遅まきながら、虫害拡大阻止に備えて環境省は
1月15日にクビアカツヤカミキリを特定外来
生物に指定したが、研究者は指定だけでは
繁殖を阻止することは不可能と指摘。
すでに、全国に広く分布してしまっているため
このままでは、日本のサクラの木が全滅しても
何ら不思議ではないという。
桜の木にクビアカツヤカミキリの幼虫がいるか
どうかを外からの目視で確認することは困難で
あり、調査や駆除の人員不足や人の油断と
いった問題もあるという。
最善の根絶に備えた対策は、伐採という
荒療治しかないとしている。 日本人の心の花が見られない日が来るのか。 備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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