6月18日の大阪北部地震から1週間、地震の
被害のまとめでは、高槻市でブロック塀の
倒壊で通学途上の小学4年生の女の子が犠牲に
なったほか、小学生児童の登校の見守に向かう
男性もブロック塀の犠牲になるなど5人が死亡。
負傷者は348人、住宅の損壊被害は、関西の
2府2県で、8024棟余となっている。
また、25日午後3時までに、震度1以上の
揺れを観測した地震は40回、うち18日は21回、
19日は12回に達している。
東京大学地震研究所が、臨時に各所に設置した
地震計による、これら余震のデータ解析から
震源がM6・1の本震の震源の北側と南西側に
集中していることなどから、今回の地震は
このエリアにある2つの断層がほぼ同時に
ずれ動いて起きたと見られることが判明した。
北側にある断層は長さが約4Kmで、地下の
岩盤が縦方向にずれ動く「逆断層」タイプ。
一方、南西側にある断層は長さが約4Kmで、
岩盤が横にずれ動く「横ずれ」タイプだった。
いずれの断層も深さ10Kmから13Km付近に
かけてずれ動いたと推定されている。
地震波の分析から、先ず北側にある断層が
ずれ動き、それとほぼ同時に南西側の断層が
動いて、今回の地震が起きたと推測している。
この地域は、東から圧される力で、地表には
現われない断層が多く存在する歪集中帯と
されており、複数の断層が関係して活発な
地震活動が続いているため注意が必要と指摘。
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