近年、日本海沿岸を中心に年間およそ50万トン
ともされるごみが漂着し、環境を破壊している。
この漂着ゴミの70%がプラスチックごみだ。
放置されたプラゴミは、やがて物理的な力や
化学的な分解を通じて細分化される。
一般に、5mm以下の大きさになったものは
マイクロプラスチックと呼ばれて海水中を漂う。
最近、北極海の海水中から多くのマイクロ
プラスチックが検出されて、韓国沖や北海と
変わらぬ汚染度を備えていることが判った。
検査報告では、海水1ℓ中に最大1万2千個にも。
こうした地球規模の海洋汚染が問題化する中、
体内に取り込まれる危険性を備えた直径0・02
~0・08mmのごく小さなマイクロプラスチック
粒子が、東京湾や沖縄県の座間味島の海岸の
二枚貝の中に大量に蓄積されていることが
突き止められた。
動物プランクトンと同程度の大きさを持った
微細なマイクロプラスチックは、貝や魚類を
通じて容易に人体内にも取り込まれる。
プラスチックごみ削減に備えた取り組みが
世界的な課題になっているが、加えて一次的
マイクロプラスチックとされる化粧品や歯
磨きに使用されるプラスチック由来の表面を
磨くために添加されるスクラブ材。
使用禁止に向けた動きも出てきている。
また、大きなサイズの二次的マイクロプラス
チック、いわゆるプラゴミは、2010年の排出
量では中国が断トツの1位で年間、353万t,
2位 インドネシア129万t、3位 フィリピン
75万t、4位 ベトナム 73万tなどアジアが圧倒。
アメリカは20位で11万t、日本は30位の6万t。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿