6月に政府は、食べ残しなどにより廃棄される
「食品ロス」を減らすため、2030年度までに
2000年度と比べロス量の半減目標を立てた。
今回は、家庭からの食品ロスを削減対象と
しており、2015年度の推計で289万トンの
廃棄があり、2000年度に比べ33%減少したが、
その後は横ばいが続くとする。
この半減目標は、国連が将来の食料不足に
備えて3年前に採択した「持続可能な開発
目標」を踏まえたものと説明している。
ロスの内容は、食事の食べ残し、購入品を
消費し切れずに捨てたものや賞味期限切れで
廃棄したものがある。
日常生活で実感するのは、何よりも無駄に
なりそうなもの、安いから、取敢えず買って
おこうというような予定にない料理計画から
外れたものは買わないことだ。
更には、無駄な廃棄を減らすためには、賞味
期限と消費期限の違いを正しく理解することだ。
食品の安全な消費に備えて、味や健康を損なう
ことなく安全に食べられる期限が賞味期限。
定義では、消費期限は、定められた方法で
保存した場合に、品質が劣化し易く速やかに
消費すべき食品(製造または加工後およそ5日
以内で品質が劣化するもの)について、腐敗、
変敗などの劣化に伴う衛生上の危険が発生
するおそれがないと認められる期限とある。
食品の種類や加工状況で品質の安定期間に
差があるため、一律的ではない。
賞味期限は、期限を過ぎても食べられるし、
期限経過後、暫くは消費上問題は生じない。
加工食品の中には、3ヶ月、或いは半年を
経ても問題が生じない商品も存在する。
賞味期限=消費期限ではない。
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