ヒトの血液中や脳内にも容易に入り込み、
障害を引き起こす恐れを備えている直径が
0・02~0・08mmの微小なマイクロプラス
チック粒子が、日本近海でも多量に存在する
ことが突き止められた。
その多くは、海岸部の二枚貝などの体内だ。
東京湾や沖縄県の座間味島に棲む貝類の体内
には、大量に蓄積されているという。
過去の調査で、韓国沖や北極海でも採集された
海水1ℓ中に最大1万2千個にも及ぶマイクロ
プラスチックが含まれていると報告されている。
こうした人類の健康を脅かす元凶となっている
海洋のプラゴミ対策が、6月8日からカナダ東部
シャルルボワで開催された先進7ヶ国(G7)首脳
会議でも問題提起された。
安倍首相は、海洋プラゴミ問題はG7や先進国
だけの努力で解決できるものではなく、途上国を
含む世界全体の課題として対処する必要があると
述べて、来年、大阪で開催されるG20で議長国で
ある日本が主導して取りまとめると強調した。
首相は、日本のプラゴミ漂着の現状ついても
環境省が行った現状把握に備えた調査を公表。
奄美に漂着したプラゴミの72%が中国製、
12%が韓国製であり、日本製は1%だった。
日本海側の対馬や五島だけでなく、太平洋
沿岸部の種子島や串本(和歌山県)でも中国製と
韓国製が42~57%を占めたと報告した。
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