どのような強力な効き目を備えた抗生物質や
抗菌薬を投与しても、まったく効果がない
スーパー耐性菌に感染している患者の話が
時折報じられることがある。
抗生物質大国中国やインドだけでなく、日本や
米国でも患者が見つかっている。
英の研究機関は、現状のまま抗生物質や抗菌
剤を使用し続けると、2050年には全世界で
1000万人が耐性菌により死亡すると指摘。
昔から、風邪に効く薬を発見すればノーベル
賞がもらえると言われるほど、風邪治す特効
薬は存在しない。
風邪引きの患者は、早く直りたいがために
医師に、効果がない抗生物質の投与を求め
勝ちだが、これに対して12.7%の医師が、
高価な薬を「希望通り処方する」としており、
50・4%の医師は、効果がないことを説明しても、
患者が納得しなければ投与するとしている。
一方、効果がないことを説明して投与しないと
する医師は、32・9%にとどまる。
患者は、風邪が治るとの安心感、医師には
報酬、そして無駄の付けは国民へ、の構図。
WHOは、耐性菌の増加阻止に備えて、食用
家畜への抗生物質や抗菌剤の投与を控える
ように警告を出している、また日本では耐性
菌を持っていたネコに噛まれた女性が死亡
したことから、ペットが持つ耐性菌の調査を
するとしたが、人への対応は後回しの感。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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