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2019年8月24日土曜日

8月7日 浅間山が小噴火 焼岳にも兆候

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
姫ザクロ



8月7日22時08分、長野県と群馬県の県境にある

浅間山が小規模な噴火をしたが、その後、15日

までの期間に新たな噴火はなく小康状態に。

1日当りの火山性地震も、10日以降20回台から

10回前後まで減少し、火山性微動の発生もない。

噴火時には、大きな噴石が火口から200mほども

飛んだのが確認されている。

噴火警戒レベルは「1」から「入山規制」を示す

「3」に引き上げらている。

7日の噴火後に、研究機関による火山灰の分析

結果では、火山灰のほぼすべてが火口付近の

浅い所にあった古い岩石の破片であり、地下

深くに存在する新しいマグマに関係する物質は

見られなかったと発表。

このことから、気象庁は今回の噴火は地下の

マグマが直接噴き出す噴火ではなく、マグマに

熱せられた地下水が膨張して噴出する「水蒸気

噴火」だったとしている。

浅間山(2568m)に続いて不気味な噴火の兆候

を示しているとされるのが、北アルプスの

焼岳(2455m)で、7月末から8月初めにかけて

空振(空気の振動)を伴う低周波地震が相次ぎ、

専門家は噴火が近いとして警鐘を鳴らしている。

焼岳は、噴火警戒レベルは「1」であるが、いつ

噴火してもおかしくない状況にあるため、

噴火への備えを呼び掛けている。

焼岳は、浅間山とはマグマの位置も異なり、

距離も数10Km離れているが、火山の分類上は

同じ東日本火山帯に属している。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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