中國では、今や住宅だけでなく自動車も売れ
ない月が続いている。
2018年の自動車販売台数は、前年度より4%
ダウンして2300万台だった。
2019年に入っても、減少傾向は続いており
上半期の販売台数は14%減だったという。
かっては、自動車各社は年間3500万台の時代
到来に備えて夢を描き、投資競争に走った。
この結果、自動車メーカは過剰生産能力を
抱えて苦しんでいる。
既に、国内のメーカーが備える総生産能力の
約3分の1に相当する1400万台分が遊休状態と
指摘されている。
日本の年間生産台数の3倍にも相当する設備だ。
米国のフォードと合弁を組む中國の老舗、
中国長安汽車集団では今年上半期の販売台数は
昨年同期比で27%減となり、中国工場稼働率が
11%に止まっているという。
中国市場制覇の夢に備えて巨額投資を行って
来た現代自も、不振から抜け出せず上半期は
前年同期比8・9%減の状態。
市場では既に底入れをし、来年から再び成長に
転じるとの期待も出ているが、それも成長率は
せいぜい1~2%程度と、10年前の2桁成長とは
程遠い状態だとされる。
中國経済成長の減速に加え新たな排ガス規制、
更に自動車購入補助金の縮小が原因とされる。
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