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2019年8月5日月曜日

世界最大の三峡ダム決壊の危険性

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
大賀蓮 神苑



全長約6300Kmと世界3位の長さを誇る中国の

母なる川、長江(揚子江)に、2009年、中国は

威信を掛けて16年の歳月を要した三峡ダムを

長江中流域の湖北省宜昌市に完成させた。

総工費は、2000億元(約3兆1000億円)。

洪水抑制・電力供給・水運改善などの目的を

備えた重力式コンクリートダム。

2003年に、水を張る前の本体検査で、ダムの

表面に80カ所以上のひび割れが見つかったほか

2008年の調査でも地盤の変形などが合計5286

ヶ所、ダムの構造物や防水壁にも約1万ヶ所の

亀裂が発見され危険性が指摘された。

こうした欠点の指摘にも関わらず、突貫工事で

修理が行われ、2009年に完工した。

2009年にグーグルアースでダムの専門家が

撮影したダムの基礎部分の写真を2018年に

撮影した写真とを比較した。

その結果、2009年の写真ではダムの基礎部分は

真直ぐな直線になっているが、2018年の写真

では、素人目でも判別できる湾曲ヶ所が数ヶ所

見つかり、ダム決壊の危機の噂が一気に拡散。

万が一に備えて地元の宜昌市の観光会社が

営業を一時停止するなど混乱が出ている。

こうした中、当局は重力式ダムでは、基礎

部分が「数ミリ程度移動することがある」などと

して危険性の噂の打ち消しに必死だという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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