世界資源研究所(WRI)が発表した報告では、
世界で17ヶ国に住む18億人近い人々に水の
危機が迫っており、全世界で総人口の4分の1に
相当する人が今後数年のうちに深刻な水不足に
見舞われる可能性があると警告をしている。
17ヶ国のうち12ヶ国が、大きな河川などの
水源を備えていない中東と北アフリカの国々。
アジアでは、インドとパキスタン、中央アジア
ではトルクメニスタン、欧州はサンマリノ、
アフリカ南部ではボツワナが脅かされている。
水不足リスクで最も厳しいランキング1位と
なったのは、海水淡水化システムに水道水を
大きく依存している西アジアのカタール。
世界銀行の予想では、中国大陸には一人当りで
世界平均の4分の1、年間2700m3の水しかなく
2030年までに中国の人口は16億人に増加した
場合、一人当りの年間の水資源は1760m3まで
下落し、国際的な水不足の指標とされる1700
m3に近づくと警告している。
100万人以上の人口規模を備えた32の大都市の
うち、30の大都市が水不足であり、特に首都
北京市の水不足が深刻。
660都市の半分以上が水不足に苦しんでおり、
1億6千万人が大きな影響を受けている。
中国では、水不足を深刻化させているのが
量的不足以上に、水質の汚染で都市の90%の
地下水、河川、湖沼の水の75%が汚染水だ。
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