2019年8月29日、カリブ海のプエルトリコ
北方でハリケーンが誕生、今年4番目のハリ
ケーンなので「D」で始まる「ドリアン」と命名。
カテゴリー1(風速33~42m/s)の勢力を備え
時速21Kmで北西、フロリダ半島方向に進む。
米海洋大気庁(NOAA)国立ハリケーンセンター
(NHC)は、今後ドリアンは急速に発達して
5段階のうち、2番目に強いカテゴリー4となり
フロリダ州方面に接近する可能性が高いとして
厳戒態勢を要請した。
予測として、8月30日には中心部はドミニカ
共和国の北方洋上、タークス・カイコス諸島の
北方付近から、西北方向バハマ諸島の南東部に
向かうとし、厳戒を要するとした。
31日には、西北西に進路を変え、バハマに
接近し、影響が出ると予測。
9月1日、ドリアンはバハマ北部に上陸。
カテゴリー5(風速70m/s以上)に発達して
中心気圧910hPa、最大風速82m/sの勢力を
維持したまま、時速6~8Kmとペースを落とし、
バハマ付近に24時間以上停滞。
このため、バハマでは壊滅的被害を被った。
空港も、跡かたなく吹飛ばされたとされる。
その後、フロリダ州東部沖に接近し、進路を
北に変え、米南部の東海岸沿いに東北に進む。
5日には、サウスカロライナ州沖、6日には
カテゴリー2に勢力を落として、ノースカロ
ライナ州東部沖に達して沿岸部に沿い北上。
米本土に上陸することはなかったが、沿岸部
では、強風による被害が出た。
バハマを中心に、カリブ海地域にもたらした
損害額は、最大7000億円に達するとされる。
バハマでは、10日現在で倒壊家屋が1万戸を
超え、死者は50人を超えているが、依然
多くの行方不明者の捜査が続く。
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