記録的な日照不足が話題となったと思ったら
不足分をまとめて返しますと一転、連日の
猛暑続きで熱中症患者が続出の事態に。
熱気冷ましの雨待ちで、来て欲しくはないが
台風がもたらす雨で一息つきたいところ。
幸い、猛暑は未だ国内の農作物にまでは深刻な
被害を及ぼしていないが、農業国フランスでは
度重なる熱波の来襲で、深刻な被害がでている。
6月には、フランス南部で45・9℃の史上最高
気温を記録したほか、スペインやドイツだけで
なく内陸のポーランドにまで猛暑に見舞われた。
7月25日、フランスは再び熱波に襲われて首都
パリの最高気温は42・6℃まで上昇し、72年
ぶりに最高気温の記録を塗り替えた。
この暑さはパリの住人には非常に深刻だった。
近年までは、パリでは30℃を超える日は多く
なかったし、空気が乾燥していることもあり
少しの辛抱でやり過ごせて来た。
そのためか、一般家庭ではエアコンを備えて
いる家は少なく、地下鉄にも空調設備はない。
また、国民の環境意識が高く、エアコンが
排出する熱気が気候変動を引き起こす源に
なるとの考え方が強いことが特徴的だ。
しかし、ここ数年、30℃を超える日が多くなり
過去に意識していなかった夏の暑さに人々は
苦しめられているという。
扇風機や冷風機の需要はうなぎ上りだが、
地下鉄車内は扇風機で対処できず熱地獄に。
2003年には、今年と同様にフランス全土が
アフリカ大陸からの熱波に襲われて、半月
ほども酷暑が続いてため、熱中症などにより、
15000人ほどの死者が出ている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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