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2019年9月2日月曜日

エアコンがないフランス 猛暑が直撃

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
塔頭の蓮



記録的な日照不足が話題となったと思ったら

不足分をまとめて返しますと一転、連日の

猛暑続きで熱中症患者が続出の事態に。

熱気冷ましの雨待ちで、来て欲しくはないが

台風がもたらす雨で一息つきたいところ。

幸い、猛暑は未だ国内の農作物にまでは深刻な

被害を及ぼしていないが、農業国フランスでは

度重なる熱波の来襲で、深刻な被害がでている。

6月には、フランス南部で45・9℃の史上最高

気温を記録したほか、スペインやドイツだけで

なく内陸のポーランドにまで猛暑に見舞われた。

7月25日、フランスは再び熱波に襲われて首都

パリの最高気温は42・6℃まで上昇し、72年

ぶりに最高気温の記録を塗り替えた。

この暑さはパリの住人には非常に深刻だった。

近年までは、パリでは30℃を超える日は多く

なかったし、空気が乾燥していることもあり

少しの辛抱でやり過ごせて来た。

そのためか、一般家庭ではエアコンを備え

いる家は少なく、地下鉄にも空調設備はない。

また、国民の環境意識が高く、エアコンが

排出する熱気が気候変動を引き起こす源に

なるとの考え方が強いことが特徴的だ。

しかし、ここ数年、30℃を超える日が多くなり

過去に意識していなかった夏の暑さに人々は

苦しめられているという。

扇風機や冷風機の需要はうなぎ上りだが、

地下鉄車内は扇風機で対処できず熱地獄に。

2003年には、今年と同様にフランス全土が

アフリカ大陸からの熱波に襲われて、半月

ほども酷暑が続いてため、熱中症などにより、

15000人ほどの死者が出ている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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