2018年8月に、中國遼寧省瀋陽市で最初の
アフリカ豚コレラに感染した豚が発見され、
初期の感染拡大阻止に備えた対応が杜撰で
あったことから、瞬く間にに感染が広がり、
8ヶ月後の2019年4月には、中国国内全土
だけでなく、隣接する諸国にも感染が拡大。
中國では、全世界の豚飼育数の45%に当たる
4億3500万頭が飼育されている。
2019年8月末ごろの推計では、全飼育頭数の
1/3が殺処分されたとされる。
中国の家庭では、豚肉が最大の必需食材で
あり、豚肉市場は世界最大の規模を備える。
中国での流通量は世界の半分を占めており、
豚肉不足は社会的安定を脅かす。
このため政府は、市場への豚肉の供給不足には
最大限の注意を払っており、商務省は、必要が
あれば非常用の冷凍豚肉の備蓄を放出すると
表明して不安を抑えると共に、養豚場への
補助金拠出や、豚肉価格の高騰に苦しむ一般
消費者支援などの対策を打ち出している。
しかし、不足気味の流通量で、豚肉の価格は
高騰し続けており、政府統計では小売価格は
過去1年の間に70%近く高騰している。
また、卸売平均価格は、8月の最終週で前年
同時期と比べて90%高と倍近くまで上がって
いるが、関係者は今後も値上りが続くとする。
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