今夏の暑さは南欧での熱波による猛暑だけで
なく、気候変動による影響は北極圏にまで
広がっていて森林火災が相次いでいる。
米アラスカ州では、7月の平均気温が1925年の
記録開始以来、2番目に高い気温になった
こともあり、各地で森林火災が頻発。
すでに400件近い森林火災の発生により、
およそ33万haの森林が焼失したという。
更に、深刻なのはシベリアやグリーンランド
での相次ぐ森林火災で、ロシアでは7月中旬
以降、シベリアや極東などで起きている森林
火災では、クラスノヤルスク地方やイルクー
ツク州など4州の地元政府が、非常事態を
宣言して消火にあたっている。
しかし、現在も約150ヶ所で燃え広がっている。
ロシアの森林当局は、シベリアなどでは既に
日本の四国の1・5倍を上回る300万ha以上が
焼失したと報告をしている。
シベリアでは、7月の平均気温は、2010年
までのおよそ30年間の平均気温より10度近く
高かった記録的な暑さと空気の乾燥が森林
火災の原因だとしている。
国連の世界気象機関(WMO)は、北極圏で起きた
森林火災によって、7月1ヶ月間に排出された
二酸化炭素の量は50メガトンに上り、スウェー
デンで1年間に排出される量に匹敵するとし
前代未聞の事態だ、と指摘している。
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