2019年のお盆休みは、10日が土曜日であるため
18日の日曜日までの9連休の豪華夏休みとする
企業も多くあった。
だが、10日には二つの大型台風が勢力を増し
ながら日本列島に向かっていた。
台風9号(レキマー) 970hpa 45m/s
台風10号(クローサ) 965hpa 50m/s
9号は、南西諸島を暴風圏に巻き込みながら
華中へ向かい、本土への影響はなくなった。
10号は、小笠原諸島からゆっくりと北上。
13日ごろには、本土直撃が避けられない様相に。
14日には、日向灘から豊後水道付近を北上する
コースが予測されたため、15日の山陽新幹線は
全面運休と発表され、14日は大混雑となった。
15日10時に、中心気圧975hpa、最大瞬間風速
45m/sの勢力を備えて、宇和島市の西南西
約30kmに接近した。
午前11時すぎ、豊後水道から佐田岬半島付近を
通過し、午後3時ごろ広島県呉市付近に上陸した。
この時の風速15m/s以上の強風圏は本州北端から
九州を覆う直径1100Kmほどの大きさだった。
特徴的なのは、暴風圏は強風圏の中心部の直径
400Kmほどであったが、台風の中心位置は、
暴風圏の西端から僅か60Km付近にあって、
著しく西に偏っていた。
このため、暴風圏は西は大分県から、東は
大阪府までの範囲となっていた。
また、台風に伴う大雨は四国島南部から紀伊
半島南部に集中すると共に、関東南部地域にも
台風に伴う雨雲による豪雨域がゲリラ的に発生。
更に、台風の北上に伴い日本海側でフェーン
現象が発生し、新潟県胎内市で40・7℃、山形県
鶴岡市鼠ヶ関で40・4℃など、北陸と東北の
日本海側を中心に40℃を超える高温となった。
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