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2021年8月17日火曜日

日本政府 新規感染者は自宅療養で命を守れ

塔 頭 の 蓮 花





デルタ株が猛威を振る日本列島、全国の感染者

数が2万人を超え、東京都も5000人超に。

制御不能の災害レベルとなっては、新規感染者の

面倒は見られないと、自宅療養が原則と安心・

安全はどこへやら、既に政府は責任放棄。

東京都医師会会長は、「自宅療養で考えられる

方法を尽くしているが、入院とは手厚さが違い、

手が届かない」とし、政府分科会会長は「放って

おくと、自宅での不幸な出来事がどんどん増える」

と警告はすれど、時間と共に感染者は増え続ける。

自分の命は、自分の責任で、自分で守れ、と

言われても、いったいどんな対策があるのか。

自宅療養で、どんな薬に頼ることができるのか。

7月19日に、重症化を防ぐ治療薬として、抗体

治療薬[ロナプリーブ(カシリビマブ・イムデ

ビマブ)]が特例承認された。

2種類の抗体医薬品を点滴で投与する抗体

カクテル療法で、菅首相は[50代以上や基礎

疾患のある方に積極的に投与し、在宅患者も

含めた取り組みを進める]と述べてはいるものの、

厚生労働省は、短期入院で投与する環境を

整える方針を示しており、各自治体と調整中と

するだけで、在宅療養者は眼中にない。

理由は、投与後に過剰反応がでるリスクが

あるから、投与してお終いにはならないとする。

このほかには、7月12日から保険適用が認め

られたエボラ出血熱治療薬の[ベクルリー

(レムデシビル)](点滴薬)や、重症感染症や

間質性肺炎用の[デカドロン(デキサメタゾン)]

(ステロイド薬)、関節リウマチ用の[オルミ

エント(バリシチニブ)](経口薬)などがある。

だが、これらの薬剤の投与では、抗体カクテル

療法やベクルリーは点滴で投与するため医療

従事者による管理が必要で、現実的ではない。

そこで、頼れるのが大村智博士が開発した

抗寄生虫薬「イベルメクチン」

積極的に使用を推進しているのが海外機関で、

全米の救急救命医や研究者らで構成する[FLCCC

アライアンス]や、英国の医師らで作る[BIRD]。

各国の治験データが集約されるサイトでは、

8月12日時点で2万4664人の治験結果が報告され

うち査読済みの42件計1万6455人を対象にした

治験で、予防が86%、早期治療では75%、

後期治療では43%の改善率が報告されている。

だが、日本政府は動かない。

否、動かないばかりか、早期使用を妨害。

WHOの資本よりの安全第一に倣い、厚労省も

大手製薬会社が開発中の新薬の登場待ち優先で

医師による投与を認めようとはしない。

既に、医療崩壊状態にある首都圏、自宅で

療養しろと放り出して、自分の命は自分で

守れと言うばかり。

どこに、安心と安全があるというのか。

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