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2021年8月26日木曜日

中國で「炭疽菌」インドでは「ムコール症」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
紫 陽 花



中國山西省の衛生当局は、8月16日までに、

畜産業に携わる9人が炭疽菌に感染した疑いが

あると発表した。  

畜産業の盛んな山西省文水県は、重要な牛肉

産地で、患者はいずれも、肉用牛の飼養、

屠殺、販売などに携わっていた。

9人の皮膚に 炭疽 菌に感染した特徴が見られ、

当局が発症者の隔離や付近の消毒に当たった。

炭疽菌は土壌に存在し、感染動物の血液や

骨に触れて感染する。

皮膚の感染では 水疱 やリンパ節の腫れなどの

症状が出て、適切な治療を受けなければ死亡

する可能性もある。

衛生当局発表では、中国では2020年度には、

224人の炭疽患者が確認されている。

炭疽は炭疽菌によって起こる家畜の疾患で、

人間にも感染する人畜共通感染症。

炭疽菌は牛、馬、めん羊や山羊などの草食

動物で感受性が高い。

中國では、7月に「Bウイルス病」に感染して

死亡したと発表されている。

3月に獣医師が、2匹のサルを解剖した際に

Bウィルスに感染し、その1か月後に神経

症状を伴う発熱を起こして死亡した。

また、インドでは、空気中に漂う一般的な

カビが原因で発症するの病気で、致死率が高い

「ムコール症」と呼ばれる感染症で、死者が

出ているという。

免疫力が落ちている場合にまれに罹患し、鼻や

目を通じて脳に広がるため、早期の処置が必要。

インドでのムコール症感染は、新型コロナの

治療に使うステロイド薬の多用や、免疫力が

低下している糖尿病患者が国内に多いこと

などが背景にあると分析されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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