ページ

2021年8月28日土曜日

中國 結婚に無関心の若者に「三人っ子」

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
サルスベリ



中国民政部が公表した最新統計には、中国

社会の将来に絶望感を覚える恐るべき姿が

浮かび出てきている。

2015年に「一人っ子」政策から「二人っ子」

政策に踏み切ったが改善は見られなかった。

習近平は、2020年の国勢調査で、合計特殊

出生率が1・3に急降下している事実を認識した

のか、人口減少傾向が顕著になって来た状況に

対し、人口増に備えた対策として2021年7月

になって「三人っ子」政策に踏み切る。

だが、統計資料では、1990年代に生まれた

出産適齢期になっている[90後]は、結婚には

無関心という調査結果が出て来た。

最新統計データでは、[90後]の世代は約1.7憶人

居り、男女比率は54:46となっている。

そして、この世代の結婚率はわずか10%。

更に、この世代の既婚者の離婚率は35%ほど

にも上ることがわかった。

[三人っ子]政策実施以前に、大きな問題が

横たわっていたことが明らかになった。

一人っ子で、自由気ままに育った者同士が

結婚したとしても、男性が用意すべき住宅は

容易に手が出せる金額ではなく、一般的な

給与では塾も習い事に通わせるのも困難。

更に、夫婦で4人の親の面倒を見なければ

ならなくなる現実を知れば、結婚などできる

訳がないことは誰しも判ること。

命令一つで、国民を思いのままに動かせる

ことを当然としてきた共産党指導部は、

国民の心を読むことをしてこなかったツケが

廻ってきたのだ。

既に、生産年齢人口の減少が始まっており

老齢化が加速度的に進んでゆく。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









0 件のコメント: