中国民政部が公表した最新統計には、中国
社会の将来に絶望感を覚える恐るべき姿が
浮かび出てきている。
2015年に「一人っ子」政策から「二人っ子」
政策に踏み切ったが改善は見られなかった。
習近平は、2020年の国勢調査で、合計特殊
出生率が1・3に急降下している事実を認識した
のか、人口減少傾向が顕著になって来た状況に
対し、人口増に備えた対策として2021年7月
になって「三人っ子」政策に踏み切る。
だが、統計資料では、1990年代に生まれた
出産適齢期になっている[90後]は、結婚には
無関心という調査結果が出て来た。
最新統計データでは、[90後]の世代は約1.7憶人
居り、男女比率は54:46となっている。
そして、この世代の結婚率はわずか10%。
更に、この世代の既婚者の離婚率は35%ほど
にも上ることがわかった。
[三人っ子]政策実施以前に、大きな問題が
横たわっていたことが明らかになった。
一人っ子で、自由気ままに育った者同士が
結婚したとしても、男性が用意すべき住宅は
容易に手が出せる金額ではなく、一般的な
給与では塾も習い事に通わせるのも困難。
更に、夫婦で4人の親の面倒を見なければ
ならなくなる現実を知れば、結婚などできる
訳がないことは誰しも判ること。
命令一つで、国民を思いのままに動かせる
ことを当然としてきた共産党指導部は、
国民の心を読むことをしてこなかったツケが
廻ってきたのだ。
既に、生産年齢人口の減少が始まっており
老齢化が加速度的に進んでゆく。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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