2022年初には、1日当りの新規感染者数が
500人台であったのが、1ヶ月後の2月初め
には8万を超え、更に9万人台と拡大が進み
10万人が目前の非常事態となっている。
2月5日には、全国35の自治体が「蔓延防止等
重点措置」の適用対象となった。
この恐るべき感染力を備えた変異株の[オミ
クロン株]は、2021年11月9日に南アフリカで
採取された検体で初めて確認された。
B.1.1.529変異株として分類されたこの変異株は
瞬く間に南アフリカ国内に蔓延した。
11月24日になって、南アフリカが再感染の
リスクの高い変異種としてWHOに初めて報告。
WHOは、検証の結果、他のVOC(懸念される
変異株)と比較して、再感染のリスクの高さを
確認し、11月26日にWHO は B.1.1.529 を
オミクロン株(Omicron)と名付けてVOCに指定。
南アフリカとの往来が多い英国で、瞬く間に
感染が拡大、欧州から更に米国へと拡散。
特に米国では、1月14日には7日間平均で
98万8000人、中旬には新規感染者数の最多数が
113万人を超えるまでになった。
2月初めには、ピーク時の44%程度まで減少。
この感染拡大期も、一貫してウィズコロナを
続けることで、経済活動維持に努めている。
多くの失業者には、十分な金銭的支援を行う
ことで、転職も活発化している。
このことが、経営者にとっては厳しい人手
不足の環境下での経営持続のためのイノベー
ションを呼び起こし、生産性向上への契機に。
2月4日に開幕した冬季オリンピック開催国、
中国では、徹底した[ゼロコロナ政策]で都市
封鎖や行動制限が課せられ、生産活動が停滞。
米中間での対応の差が、今後の経済活動に
大きな差を生むことになりそうだ。
この状況をにらみながら、感染のピークに
差し掛かっている日本はどうするのか。
ここにきて、ワクチン接種を加速を叫ぶが
声が届いてこず、国民に不安が高まる。
1日当りの接種件数を増やすため、大規模
接種を開始するとアナウンスするが、1日当り
2000人、或いは5000人を目指すという。
仮に5000万人に接種するとしたら何日かかる?
ワクチン担当相の顔も見えない、首相には
覇気も感じられない現状では悲劇が待つ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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