新型コロナウィルス変異株、オミクロン株に
よる新感染者数が、2月に入り更に勢いを増し、
2日には9万人台、5日には10万人を超えた。
その後も高止まりしたままであることから、
2月10日に開かれた感染症などの専門家で
つくる政府の「基本的対処方針分科会」は
2月13日が期限の東京など13都県の蔓延防止等
重点措置を来月6日まで3週間延長すると共に
新たに高知県にも12日から3月6日まで重点
措置を適用を決め、適用地域は36の都道府県に
拡大されることとなった。
会議では、現在も療養者数や重症者数、それに
死亡者数についても増加が続いているとした。
オミクロン株の感染が先行して拡大した
沖縄県では、現在すべての年代で感染者が
減少しているものの、感染者が減り始めてから
入院患者が減少に転じるまで2週間程度の
遅れがあったと指摘。
また、オミクロン株の一種で感染力がさらに
高いと指摘されている「BA.2」と呼ばれる
系統のウイルスについては、国内でも検出
されていることから、今後、この系統に置き
換わり、感染が再び増加に転じる可能性にも
注意が必要だとした。
そして、必要な対策として専門家会合は、
オミクロン株の特性を踏まえることの重要性を
強調し、
▽感染が広がっている場面とされる学校や
保育所、福祉施設、職場などでの対策の強化。
▽高齢者などへのワクチンの追加接種をさらに
加速化することや、高齢者以外にも接種の
前倒しを行うこと。
▽1つの密でも避け、外出の際には混雑した
場所や感染リスクの高い場面を避けるほか、
不織布マスクの正しい着用や手指の消毒、
換気など、改めて基本的な感染対策を徹底
するよう呼びかけた。
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