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2022年2月8日火曜日

人権侵害は中国だけでなくW杯のカタールでも

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
塔 頭 の 柿



中國共産党による新疆ウィグル自治区における

100万人規模のウィグル人の隔離や弾圧に

対する国際的な批判が高まる中、北京五輪は

2月4日に開幕した。

多くの国の首脳の開幕式欠席以上の批判の

高まりは起こらなかった。

中国人のテニス選手の彭帥氏に対する共産党

首脳の張高麗元副首相の性的暴力事件は、

結局、なかったことにしてぼったくり男爵

ことバッハIOC会長と会期中に幕引きに備えた

会談をするとか。

メルケル前首相在任中から、ドイツは中国と

親密な関係が続いていて、バッハ会長も中國

首脳とはべったりで北京市の公園に銅像建立。

IOC以上に、金かね金の国際サッカー連盟(FIFA)。

11月のW杯が、競技実績が全くないカタールに

開催会場が決まったのは、カネであったことは

広く知られている事実。

それ以上に深刻な問題は、大規模な会場や

関連施設建設に、近隣諸国から多数の出稼ぎ

労働者を集めて、劣悪な条件で酷使し、判明

しているだけで6500人以上の労働者が災害死

している事実。

殆どのケースでは、一片の心臓麻痺などの

理由を示した書類だけで、詳細不明、雇用主

からの見舞いもないとされる。

国際労働組合総連盟(ITUC)は、2015年に

[カタールでW杯競技場の建設工事に従事して

いる外国人労働者が劣悪な環境と生命の脅威の

中で働いている]として改善を要請。

だが、環境改善は進まず、カタール政府も

FIFAも環境改善を無視し続けて、多くの

犠牲者を出し続けている。

現地の人権団体は[FIFAはW杯を1回開催する

たびに30億ポンド(約4700億円)以上の利益を

得ているのに、W杯の光栄の裏には労働者の

血が満ち満ちている]と鋭く批判。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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