2月中旬、日本国内で猛威を振るう変異株、
オミクロン株による感染拡大に、やや勢いが
弱まってきて、一部ではピークを越えたとの
楽観的な見方も出され始めている。
だが、国立感染症研究所の発表では、実効
再生産数は全国的には、直近(1/24)で1.07と
1を上回る水準となっており、首都圏では
1.09、関西圏では1.06と拡大傾向にある。
冬季五輪開催中の中国では、競技関連の
ニュースに埋もれて、感染者の現況は不明。
1300万都市の西安市、1400万都市の天津市を
封鎖し、北京市内でも感染源不明のオミク
ロン株感染者が見つかり、五輪開催への
影響が懸念されていたが、平穏のようだ。
北京市内も封鎖状態にあるため、[ようだ]と
しか言いようがない。
1月15日の、中国メディアの報道では北京市、
天津市に加えて、上海市や広東省、更に
遼寧省、河南省などの6省8市で、すでに
400人超のオミクロン株感染者を確認している。
感染力の強さと、接種済みワクチン効果の
弱さを考えると、可成り静かに、広範囲に
感染が広がっていると推測される。
一人の感染者で建物全体を、或いは地域を
封鎖し、複数個所の感染発生で都市を封鎖。
これでは、[自然免疫]がゼロの状態が続く。
ウィルスが存在する限り、ウィズコロナでの
経済活動再開は不可能となる。
中国疾病管理予防センター(CCDC)は2月4日、
人口移動性がパンデミック以前に戻れば
1年内に200万人の死亡者が出ると発表。
また、ワクチン接種率が95%に迫った状態で、
2億3400万人の感染者が発生すると推定。
2月12日、中国国家薬品監督管理局は米国
ファイザーの新型コロナウイルス経口薬
[パクスロビド]を条件付きで承認したと発表。
中国が承認した最初の新型コロナ経口薬に。
経口薬より先に、効果があるワクチンだが。
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