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2022年2月14日月曜日

青信号で渡り切れない老人が300万人

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
山  茶  花



健康のために散歩などで出歩く高齢者

外出が必要な独居老人も増えて、高齢化が

進むにつれて、老人の交通事故も多くなった。

警視庁交通局の発表では、2020年の横断歩道

横断中の交通事故死者数230人のうち、65歳

以上の高齢者は186人と8割を占めている。

横断歩道以外での場所も含む横断中の交通

事故死亡者数651人のうち、65歳以上の高齢

者は537人で、こちらも8割超の82%。

療養施設を経営する代表者の調査報告では、

一般的に横断歩道の青信号の点灯時間は、

1mを1秒で歩ける人に合わせられている。

従ってほとんどの人が、点灯時間内に、

無理なく道路を渡り切ることができる。

だがそれは、健常な老人のことで、施設に

通う397人について、歩行速度を調べた結果、

約55・4%に当る220人の歩行速度が0.8m/秒

以下という結果が出た。

実際には、1・0m/秒の速さで歩けない人が

全国に300万人以上存在することになるとする。

渡り切れない人をセンサーなどで感知して

青信号の点灯時間を延長や調整する必要も。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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