健康のために散歩などで出歩く高齢者や
外出が必要な独居老人も増えて、高齢化が
進むにつれて、老人の交通事故も多くなった。
警視庁交通局の発表では、2020年の横断歩道
横断中の交通事故死者数230人のうち、65歳
以上の高齢者は186人と8割を占めている。
横断歩道以外での場所も含む横断中の交通
事故死亡者数651人のうち、65歳以上の高齢
者は537人で、こちらも8割超の82%。
療養施設を経営する代表者の調査報告では、
一般的に横断歩道の青信号の点灯時間は、
1mを1秒で歩ける人に合わせられている。
従ってほとんどの人が、点灯時間内に、
無理なく道路を渡り切ることができる。
だがそれは、健常な老人のことで、施設に
通う397人について、歩行速度を調べた結果、
約55・4%に当る220人の歩行速度が0.8m/秒
以下という結果が出た。
実際には、1・0m/秒の速さで歩けない人が
全国に300万人以上存在することになるとする。
渡り切れない人をセンサーなどで感知して
青信号の点灯時間を延長や調整する必要も。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿